お客様と従業員の笑顔のため、今日も出発進行!焼肉店の“駅長”として目指す、心とお腹どちらも満たせるお店とは。

みなさん、こんにちは!松屋の採用担当です。
最強寒波が襲来するなど、体の芯から冷え込む日々が続いていますね…!体の内外からしっかり温まるために、みなさんはどのような工夫をされていますか?私は「焼肉をいっぱい焼いてたくさん頬張る!」といった方法をオススメしています♪

さて、前回の代表インタビューでは、松屋が掲げるビジョンとマインドを深掘りしましたが、今回はそれらを体現している現場の1つ、「焼肉特急」をフィーチャー!

採用担当の北村が「松屋に所属する店長の中でも、特にうちの理念を理解し実行してくれている」と太鼓判を押す「焼肉特急PREMIUM 長吉長原駅」の駅長、小川さんにインタビューを実施。

長吉長原駅の店内で、「駅長として大切にしていること」「松屋にしかない魅力」などをたっぷり語っていただきました。小川さんの熱いハートと茶目っ気たっぷりの笑顔をとくとご覧ください!

※焼肉特急では「〇〇店」を「〇〇駅」、「店長」を「駅長」と呼称しているため、当記事ではその呼び方に沿った表記をしております。

小川 覚志(おがわ・さとし)
2018年入社。高校卒業後すぐラーメンチェーン店に入社し、22歳で店長へ昇格。
店長として17年間活躍した後、現在の株式会社松屋に入社。入社後4ヶ月で駅長に抜擢、現在に至る。
ラーメンから焼肉へ。新天地でも店長として活躍できたのは、松屋の仲間たちが全力で支えてくれたから。

ーーまずは小川さんのこれまでを教えていただきたいです!

小川 覚志(以下、小川):高校を出てすぐ、豚骨で有名な某ラーメンチェーンに就職しました。ここに就職を決めた理由ですか?うーん…ラーメンは好きでしたが人並みレベルですし、これと言った決め手は特になかったかもです(笑)
とはいえ、やるからには成果を残そうと頑張った結果、入社して4年後に店長を任せてもらえました。そこからは退職するまでの17年間、ずっと店長一筋で活動しましたね。

ーー17年間もラーメン屋の店長をされたのに、また1からスタートしよう!と思った理由はなんですか?

小川:この先ずっと、店長として働ける未来が見えなかったからです。当時は週に1回しか休みがなく、勤務時はずっと立ちっぱなし。35歳を越えてふと将来を考えたときに、定年までやっていける自信がない自分に気がつきました。
そこで週休2日制のラーメン店に転職しようとしたんですが、どこもめちゃくちゃ給与が安くて…。そこそこのお給料と週2回のお休み。どちらも満たす企業が見つからなくて、当時はちょっと絶望しましたね(笑)

ーー飲食業界が抱える課題を感じますね…。そこからどうして松屋に入社されたんですか?

小川:諦めずに飲食業界で就職活動を続けていたとき、たまたま松屋の求人を見つけたんです。最初は月8日のお休みと充実した福利厚生に惹かれたんですが、そこに書かれていた採用担当の北村さんが書いたメッセージに強く胸を打たれて。
「松屋であなたの人生を輝かせませんか?」みたいな、ある種ありきたりな文章だったんですけど、なぜか目を離せなかったんですよね…。多分、その文章から北村さんの松屋に抱く熱い思いや愛が溢れ出てたんだと思います。実際、アルバイト時代を含め、50年以上を松屋と共に歩まれてきた方ですから!

ーーきっかけは条件の良さですが、無意識のうちに松屋のマインドに共感していたのかもしれないですね!入社してからはずっと焼肉特急で活躍されているのですか?

小川:そうですね。最初の1ヶ月は大阪・藤井寺にあるテイクアウト店で肉の切り方を教わり、そこから池田駅に配属されました。
ただ、私が池田駅に配属されてたった3ヶ月後に当時の駅長が異動することになって…。もうリーダーが変わっちゃうのか〜とどこか他人事のように見ていたのに、「次の駅長、小川さんね」と言われてびっくりしちゃいました(笑)

ーー入社半年未満での駅長就任、素晴らしいじゃないですか!それだけ小川さんが評価されていたということですもんね。

小川:そのことは非常に嬉しいのですが、当時はとにかく大変でした…!
ラーメン屋と比べて店員の数や店の大きさが段違いですし、タッチパネルやレジのエラー対処にもてんやわんやで(笑)
でも、私よりも歴の長い社員やアルバイトがとても手厚くフォローしてくれたお陰で、今はすっかり笑い話にできています!「これってどうすればいいのかな?」と尋ねたら、どれだけ忙しくても必ず丁寧に教えてくれて。
あと、他店舗の先輩に電話で質問することも多かったんですが、みんな快く対応してくれたんでとても心強かったし、嬉しかったですね。
前職時代もそうだったんですが、忙しい時はどうしても目の前のことに手一杯になっちゃって、新人が質問しても「なんで分からないの?」「あとで聞いて!」って、冷たくあしらってしまう人が一定数いると思うんです。とても悲しいことですけどね。
松屋の社員やアルバイトはまったくそんなことなくて、伸び伸びと成長することができました。

お客様が思わず笑顔になる仕組みがたっぷり!まるでびっくり箱のようなお店のヒミツとは。

ーー松屋に入社して約5年、焼肉特急で働いて感じるやりがいや楽しさってどこにありますか?

小川:どのお客様も、入店した時点で「めっちゃワクワクする!」といった笑顔を浮かべているところですね。
お子様連れのお客様が多いこともあって、まず特急レーンを見てびっくりされるんです。「お肉の電車が走ってる!」なんて全力ではしゃぐ子もいっぱいいます(笑)
店舗によってはお客様の待合室でファンシーなBGMが爆音で流れていたり、店内には吊り革や切符風の座席表、中吊り広告風のメニューが備えられていたり…。こんなの、ワクワクしないわけがないですよね!

ーー世界観の作り込みが半端じゃないです…!小川さんの格好も、よくある制服ではなく車掌のコスプレですもんね(笑)

小川:そうなんです!この服装もお客様からかなり好評で、お席に伺うと高確率で「駅長さんが来た!」とイジっていただけます(笑)
最初は恥ずかしかったですが、心から楽しそうなお客様を見たら、すぐに「嬉しい!」という気持ちに塗り替えられましたね。

ーー小川さんの幸せそうな笑顔がすべてを物語っていますね!お客様と従業員、どちらも楽しんで過ごせるお店だと伝わってきます。

小川:焼肉特急で働くだけで、常に笑顔と笑い声に包まれる。そんな環境だからこそ「もっとお客様に喜んでいただきたい!」とモチベーションが上がりますし、つられて自分も楽しくなっちゃいますね。
それと、コロナ禍になる前は四季折々のイベントも開催していたんです。
例えば父の日に「お父さんの素敵なところを1つ教えていただけたら、おひとつサービスします!」とお客様の席に伺ったりしていて。
すると、ちょっと反抗期中の娘さんも照れながら答えてくれて、それでお客様も私もほっこりして…。
今はできるだけお客様との接触を避けるようにと各イベントは中止していますが、そろそろお客様との触れ合いも解禁したいなぁ…とひそかに思っています(笑)

ーーどこまでもお客様の感動を追求する姿勢、まさに松屋に勤める社員の鑑ですね!

小川:焼肉特急の素晴らしいところって、来店した瞬間に「うわー!焼肉特急に来た!」といった、特別感に浸れるところだと思うんです。
まるでテーマパークに来た瞬間のワクワク感やドキドキ感。これから何が起きるんだろう?どんな思い出ができるんだろう?そんな期待感に包まれながら、最後はお腹も心も幸せになって「また来たい!」と思ってもらえる。
こんな焼肉店、いや飲食店は、焼肉特急くらいだと自負しています!

▲お肉を座席まで運ぶ特急列車(上)、切符風の座席表(左)、黄金の焼肉トングでできたシャンデリア(右)など、お客様のテンションを上げる仕掛けがたくさん!
「とにかく楽しみながら働きたい!」自分も含め、ココで働くみんながイキイキと笑顔で働けるお店へ。

ーーお店をマネジメントする立場として、社員とアルバイトへの指導ではどんなところを意識していますか?

小川:2つあって、1つ目は「その時の勢いで指摘しないこと」。これは先ほど話した、私が池田駅に配属された時の駅長から教えていただいたことです。
私はスピード命、しかも職人気質な人が多かった前職時代の影響で、気になることがあるとついついその場でバッと言ってしまっていたんです。
それを指摘されてからは、人前で叱責するなど周囲の空気に悪影響を及ぼすような行為は封印。
今は年に3回ある社員1人ひとりとの面談で、その時の課題や改善点を共有しています。

ーー17年間続けていた指導法を変えられる小川さんもすごいです…!2つ目はなんでしょうか?

小川:2つ目は「すべての行為がお客様の感動につながるように」という姿勢。お辞儀1つ、お肉の盛り付け方1つでも、なにかがお客様の心へと響くように取り組むべき、と伝えています。
「マニュアル通りに上手くできないんです…」と挫けてしまいそうになる人もいますが、そこで「何でできないの?」「もっと頑張れるはず」とは言いません。
今任されている仕事が隠し持っている楽しさに気がつくことができれば、一気に成長できると思っています。
でもそれって、私が教えるんじゃなくて自分で気づいてこそ。なので私はそこに気づける最後の一歩を後押しする、そんなスタンスで個人の成長を促しています。

ーーなるほど。あえて介入しすぎない、少し後ろから見守る立場で成長を促していると。

小川:とはいえ、私もまだまだなんですけどね(笑)実はめちゃくちゃ数字に弱くて、計算スピードも遅いくらいなんです(笑)
でも、「楽しく仕事をしたいなぁ」という気持ちは誰にも負けません。やっぱり、まずは自分が楽しまないとお客様も楽しめないじゃないですか。
「この店員さん、笑顔は少ないし声も小さいしで、なんだかしんどそうだな〜」と感じたら、どこか心の底から食事を楽しめないと思うんです。
私自身、お店のリーダーとして1番悲しいことは、社員やアルバイトが楽しくなさそうに働くこと。お客様と従業員、みんな同じくらい楽しんでほしいから、常に「どうしたらみんなが楽しく働けるお店をつくれるだろう?」と模索しています。

ーー悲しみの原因が「売上の低下」ではなく「笑顔がないこと」とは…。小川さんが北村さんお墨付きである理由が分かります。

小川:自分としてはまだまだだと思っているのですが、そう言っていただけるのはとてもありがたいです!
松屋の温かさって、こういう仕事の不出来だけで判断しない経営陣にもあると思っていて。
多分、私よりも売上にストイックで仕事が完璧な人ってたくさんいると思うんです。
それでも私を評価してくれる理由は、きっと「お客様の笑顔を1番に考えている」からなのかなと。
実際、私としてもめちゃくちゃ仕事ができるけど自分本位な人よりは、少しスキルが足りなくてもお客様の笑顔が第一優先!という人にスポットを当てたいな、と思っています。

ーー小川さんのもとで働いていると、常にポジティブな気持ちで働けそうです!

小川:私もそうですが、やっぱり人って褒められたいじゃないですか(笑)
苦手な分野を克服することも大事ですが、どちらかというとその人の得意分野をもっともっと伸ばしていきたいですね。
実際、松屋のエリアマネージャーもそういう考えの方ばかりですし、誰かの弱点をカバーしあえるような関係性を築けたら最高だなぁ、と常々考えています。

社長をはじめ、経営陣が与えてくれる底抜けの愛。「従業員にも幸せになってほしい」の言葉に一切の偽りナシ!

ーー小川さんが感じる、松屋の魅力を教えてください!

小川:松屋で働いていて素晴らしいなと思うのは、社長を含め経営陣の突き抜けた優しさとユーモアですね!
「お客様と同じくらい従業員にも幸せになってもらいたい」が社長のモットーなのですが、その言葉をそのまま行動に表してくれる人なんです。
例えば、賞与支給日には各店舗を1つずつ訪問して、なんと1人ひとりに手渡ししてくれたんです!
それにボーナス支給日がクリスマスの時は、わざわざサンタの格好をしてくれて(笑)アルバイトにはボーナスの代わりにプレゼントを配ったり…。
社長の「誰かを楽しませたい、感動させたい」という強い思いを感じて、思わず感動しちゃいましたね。

ーー「従業員にも幸せになってほしい」と言う人はいっぱいいても、そこまで行動に移せる方はそうそういないですもんね。

小川:そんな社長が率いる松屋なので、他の役員たちもみんな従業員への愛で溢れているんです。
年2回、各業態の店長が本社に集まる「成長支援会議」というものがあるのですが、そこでは社員1人ひとりが書いた成長記録シートが共有されて、「この人の課題はこれだから、次はこんなふうにアシストしていこう」と全員で考えていくんです。
その社員のことをあまり知らない役員や別店舗の店長も含め、みんなが自分の後輩としてその成長を考え抜く。その姿勢に毎回胸を打たれますし、社員として誇らしくなりますね。

ーー普段関わりのない社員のことまで真剣に議論するなんて、まさに愛がないとできないですね…!

小川:とはいえ、そこでもふざける時はふざけるんですけれどね(笑)
例えば、真剣な話をずっとして、いよいよ会議も終盤…という頃に突如アンケートが回ってきて。
なんだろう?と思って確認したら、「この後、月明かりを一緒に見に行ける方(=飲み会に参加できる方)募集!」って(笑)
エリアマネージャーはもちろん、社長と飲みにいくことも多いです。管理者が集まった飲み会ですが、仕事の話は全くしませんね。ずっとプライベートの話をして、オンオフともに楽しく過ごしています(笑)

世界中の人を焼肉で笑顔にする!その壮大な夢には、「楽しむ気持ち」が必要不可欠です。

ーーこのインタビュー記事を読んで、松屋に興味を抱いた方も多いと思います。小川さんとしては、どのような方に入社していただきたいですか?

小川:やはり「楽しく働きたい人」「人を笑顔にすることにやりがいを感じる人」だと嬉しいですね。
誰かの幸せのために行動して、かつ笑顔が素敵な人ってものすごく輝いて見えると思うんです。
なので「自分もそんな輝ける人になりたい!」と思える方だと、人としてぐんと成長できると思います。

ーーそれでは最後に、今後の目標をお願いします!

小川:個人としては、長吉長原駅で頑張る従業員のレベルアップにもっと貢献したいですね。
焼肉特急にとって必要な接客スキルや調理方法を全員がきちんと理解し実行できて、はじめて駅長としての役目を果たせると考えています。
あとは、今度行われる従業員研修の講師を任されたので、その成功も大きな目標!私の接客への愛が認められたが故の抜擢だと思うので、その期待に応えられるように頑張ります!
とはいえ、まずは何よりも「楽しく働くこと」。このマインドを忘れずに、たくさんの人を笑顔にしていきますよ!

株式会社松屋では一緒に働く仲間を募集しています